3歳くらいになると特に女の子に多いのが強いこだわりです。それは不安からきているのです。
お母さんからするとたいしたことなくても子どもにとっては一大事なんです
3歳くらいになるとお気に入りの服を毎日着たがったり、夜寝る時にお母さんはここで、お父さんはここ、私はここというように寝る場所にこだわったりします。
娘も3歳くらいの頃お気に入りのスカートがあって、洗濯したての濡れているスカートを「今日はこれをはきたい!」といって泣いたこともあります。
私としては昨日はいていたんだから洗濯しないとはけないのは当たり前なんですが、3歳の娘には大人の当たり前は通用しないんです。汚れているなんて関係なく、大好きだから毎日はきたいただそれだけなんですよね。
一緒に干してきれいになったスカートを明日はくことで落ち着きました。
こだわりが出てきたら子どもが一つ上のステップに進もうとしている証拠です
0歳の頃は心も体もお母さんと一体で、お母さんに抱っこされている時に安心できました。
少し成長するとお母さんと自分は違う存在だということを理解し人見知りをしたり、一番小さな社会である家族がわかるようになり、お父さんを嫌がる時期もあります。
どちらも一時的なものなので、無理に機嫌をとったりする必要はなく子どものペースに合わせながらやり過ごしましょう。
この時期を過ぎると家族よりも大きい社会である、友達や幼稚園・保育園があることを知り意識するようになります。
この時にこだわりの時期であり、新しいことを吸収する時期なんです。
子どもの不安には無理をさせず、お母さんが工夫をしましょう
不安な時お母さんに「抱っこ」といったり、手をつないだりすることでお母さんと一緒に不安を乗り越えようと子どもなりに頑張ります。お母さんの無条件の愛情を受けてお母さんと一緒なら、新しいことにも少しずつ挑戦していけます。ですがお母さんと離れることになると、お母さんに代わるお気に入りのタオルやおもちゃ等を持つことで不安を抑えようと頑張ります。不安が強い子は時間がかかりますが、慣れてくるまで長い目で見てあげましょう。環境になじみにくい子なら、園に何度も足を運んでなれさせてあげたり、人見知りが強い子なら、お友達と一緒の園にしてあげる等工夫をしてあげましょう。
子どもと離れるときは短くさっぱりと預けましょう
3歳になると園に通う子も多いでしょう。大好きなお母さんと毎日一緒にいたのに、離れなければいけないのですから子どもにとってはとても不安です。
泣き叫ぶ我が子にお母さんも心配で離れがたくなってしまうことでしょう。
どんなに泣き叫んでも園に預けるのですから、お母さんは「いってらっしゃい。迎えに来るね」と気持ちを切り替えてさっぱりと別れてあげましょう。
どんなに不安が大きい子だってお友達とは仲良くしたいと思っているものです。お母さんは子どもの気持ちを信じて気持ちよく送り出してあげてくださいね。
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