体がコントロールできるようになったらしつけを始めるサイン
4歳になると自分を律する力である自律性が発達します。
そのため努力や我慢が出来るようになります。
心と体と頭はつながっているので、子どもが走っていてお母さんが「ストップ」と言うと止まることができるようになったら自律性が発達している証拠です。
このタイミングで社会のルールや約束事を教えてあげると、お母さんにとっても子どもにとってもしつけがしやすいです。自分のことは自分で出来るように規則正しい生活を身につけましょう。
しかし、あれもこれもと欲張らずに一つ出来るようになったら新しいものを取り入れるようにしましょう。
「~しなさい」ではなく「どうするんだったかな」と自分で考えさせる
しつけというとお母さんが「~しなさい」といろいろと命令すると思っていませんか?
それを繰り返していると自分で自分の事をするのではなく、お母さんに命令をきいてやるようになります。
そのため命令をされてから動けるようにはなりますが、それではいつまでたっても自分で考えて出来るようにはなりません。
例えば子どもが外から帰ってきてすぐに遊ぼうとしたら、「手を洗いなさい」ではなく「どうするんだったかな」と子どもに問いかけで考える習慣を促してあげましょう。
この頃になると先を見通せる予測脳が育ちます。
お母さんの問いかけで子ども自身がこの後いつも何をするかなと考えることができるようになります。
階段を上がるように少しずつ習慣にしていく
お母さんとしては一度教えたらすぐに出来るようになって欲しいと思いますが、子どもにとって楽しくないこと、必要のないことはなかなか自分からやるのはハードルが高いことなのです。
いきなり何個もの生活習慣を一気に身につけさせようとするとお母さんも子どももストレスになってしまいます。
まずはお母さんが子どもの様子を見てこれならできそうだというものを選んであげましょう。
例えば外から帰ったら手を洗うを身につけさせたいのであれば、子どもが玄関を入ったらすぐに「どうするんだったかな」と問いかけてあげましょう。このとき遊び始める前に毎回声をかけ続けてあげてくださいね。
出来たら「出来たね」と声に出して認めてあげる
子どもが手を洗いに行ったらそれで終わりではありません。
「自分で出来たね」と出来たことをきちんと声に出して認めてあげましょう。
声に出して認めてあげることで、子どもが自分で出来たと客観的に再確認でき、お母さんからも認めてもらえたという喜びも得ることが出来ます。
子どもはお母さんから認めてもらうことが大好きです。
問いかけなしで出来るになってからも「手洗ってきたんだね」と認める言葉は続けていきましょう。
認める言葉は子どもをやる気にさせることが出来ます。
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