子どもにいい子も悪い子もいない、子どもの今ある姿を受け入れましょう
いい子ってどんな子?
ママは子どもにいい子になってほしいと思っていますか?
いい子とはどんな子でしょう。
挨拶が進んでできる子、お店に行っても騒がない子、順番待ちができる子、お友達に優しくできる子でしょうか?
このような子は大人の評価も高くなり、一般的に“いい子”と言われますね。“いい子”を目に前にして我が子ができていないと「うちの子もあんなふうにいい子になってくれたらいいのに」なんて思うこともあるでしょう。
いい子はママに作られる?
本来、子どもにいい子も悪い子もいません。
子どもは一人一人個性があって、一人一人得意なことも好きなことも違います。
いい子というのは、大人にとって都合のいい子なのであって、子どもの本当の姿ではないのかもしれません。
もしそうならば注意が必要です。
本当は挨拶が苦手なのに我慢していたり、自分が使いたいのに我慢して譲っていたりしたら、ママに怒られるからいい子のふりをしているのかもしれません。
もちろん子ども自身が自ら挨拶をしたりお友達に優しくしているのなら、それは子どもがそうしたいと選んでいるのですから何の問題もありません。
子どもにより多くの選択肢を与える
挨拶は元気に大きい声だけではなく、頭下げるだけでもちょっと二コってほほ笑むだけでも挨拶になりますね。
答えが少なければ少ないほど子どもは自分本来の力が発揮できなくなってしまいます。
例えば順番待ちも一人だとできないからママと順番を待つ、順番待ちしたくないから他のもので遊ぶ、順番の意味が分かっていないから毎回ママが声をかける、順番を待つ間ママと歌を歌って待つ等ママができることはたくさんあります。
子どもが小さいうちからいろいろな方法を試してあげて、自分の意思が伝えられるようになる3歳くらいから「順番を守るにはどうしたらいいかな」と聴けば、子どもなりにママがしてきたことを思い出し、自分の考えを伝えられるようになります。
“いい子”ではなく子どもがどうしたいかを基準にする
いい子というのは誰のためですか?
“いい子”にしようとすると、子どもに求める行動が決められてしまいます。
まずはママがいい子にしようと思う気持ちを手放してみましょう。
子どもは存在しているそれだけで尊いものです。
子どものあるがままを受け入れて、子どもが持っている本来の力を発揮できるようにママがサポートしてあげましょう。
子どもが立ち止まったら、「どうしたい?」と寄り添って、焦らず子ども自身が考える力を伸ばしてあげましょう。
“いい子”が基準ではなく子どもの今あるがままを受け入れて!
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