子どもが怒ったり泣いたりしているときはその気持ちをしっかりと感じさせてあげましょう。
子どもが‘怒っている’‘泣いている’時には必ず理由があります
子どもが‘怒っている’時には、必ず理由があります。
うまくいかない、気持ちをわかってもらえない、友達におもちゃを取られた等何か子どもにとって怒ったり、泣いたりしたくなるような出来事があったはずです。
怒っている、泣いている感情をどうしたらいいのかわからず、ママを叩いたり物を投げたりする子もいますね。
ママにしてみたら、怒っている子どもにイライラを感じたり、その行為をやめさせたいと感じるでしょう。
ですが、その気持ちは子どものとって大切な経験となります。
子どもの感情が動いたときにはその気持ちを抑えつけないで
せっかく子どもが、怒ったり泣いたりして感情を動かしたのに、「いい加減にしなさい」「泣き止みなさい」「いつまでも怒ってないの」なんてその感情を抑えつけていませんか?
このようにあふれだした子どもの感情を抑えつけてしまうと、子どもの心の中にその感情が蓄積されてしまいます。
この抑えつけられた感情が心に蓄積されていくと、いつも不機嫌だったり、癇癪を起しやすくなることもあります。
子どもの感情が動いたときは、その感情を抑えつけずにしっかりとその感情を味合わせてあげましょう。
ママは子どもの気持ちを言葉にしてタッチングしてあげましょう
子どもが怒ったり泣いたりしているときには、ママとしては何とかしてこの感情を取り除いてあげたいと思いますね。
そう考えると、余計にいつまでも怒っていたり、泣き止まないとイライラしてしまう原因にもなります。
子どもの感情が動いているときには、「怒っているんだね」「悲しいね」「辛いね」と気持ちを言葉にしてあげて、背中をトントンとしてタッチングをしてあげましょう。
ママだからこそしてあげられることは、子どもが安心して怒ったり泣いたりできるようにしてあげることなのです。
感情が動く経験は思いやりの気持ちを育みます
子ども5歳くらいになると、自分が今まで経験してきた感情をもとに、こんなことされたら嫌だろうな、痛いだろうなって感じることができる力、共感脳が育ちます。
子どもの感情が動いているときこそ、子どもが成長するチャンスでもあります。
例えば、子どもが積み木でお城が作りたいのにうまくいかなくて泣き叫んでいるときは、うまくいかなくて悔しい経験を通じてどうやったらうまくいくかを学びます。
子どもがおもちゃを取られて怒っているときは、自分が遊んでいるおもちゃを取られると悔しい気持ち、友達との関わりについてを学びます。
ただ、自分が経験していないことはわからないのです。
一見すると子どもにとって良くないことのように思えますが、どれもの心の成長には欠かせない経験です。だからこそ、5歳までにしっかりと感情が動く体験をさせてあげましょう。
子どもが思う存分怒ったり泣いたりできるようにタッチングをして感情を受け止めて!
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