何度も「早くしなさい」といっても伝わらないのはどうすれば早くできるのかわかっていないのです。
何度も繰り返し言っているママの言葉は子どもに届いていない?
子どもの準備が遅い時、ついつい「早くしなさい」と言ってしまうことはありませんか?
日常生活では時間に追われることが多く、子どもがゆっくり準備をしていたり、準備をせず遊んでいると「何度言ったらわかってくれるの?」とうんざりしてしまうこともありますね。
毎日同じ場面で同じ言葉を繰り返しているなら、子どもはママの言葉で動いている状態です。
ママがイライラしているほど子どもには届いていません。
ママが思っているほど子どもは準備に必要性を感じていないかも?
Jくんは毎朝いつもママに「早く準備しなさい」と何度も何度も言われて何とか準備をして幼稚園に行く状態でした。
ママは何度言っても伝わらないJくんに対し毎朝イライラし疲れ切っていました。
Jくんにとっては今やりたいことは車のおもちゃで遊ぶことで、準備はママに言われたら仕方なくやっているのです。
ママにとって朝の準備は自分でやって当然なものと思っているので、早く自分でできるようになってほしいと感じていました。
大人と子どもの時間感覚は違うことを認識していますか?
Jくんには今ここで遊ぶと幼稚園の準備をする時間が無くなってしまうという感覚はありません。
そして準備をするときにものんびりやっているつもりはなく時間がかかってしまうのです。
Jくんなりに準備をしているのに、「早くしなさい」と焦らされてしまっては、どうしたらいいのかわからず気が散って遊んでしまうという悪循環になっていました。
子どもの時間感覚と大人の時間感覚は違います。
子どもが準備にどれくらいかかるのかをまずはしっかりと把握しましょう。
子どもが自分で時間感覚がつかめるように手助けをしてあげましょう。
毎日「早くしなさい」といっても時間感覚がつかめるようにはいつまでたってもりません。
子ども自身が時間を感じられるように、タイマーや音楽を活用しましょう。
その時にママが時間を勝手に決めるのではなく、子どもと相談してどれくらいにするかを話し合うことが大切です。
子どもは自分が決めたことなら頑張ることができます。
早すぎたり遅すぎたりの体験を通じて子どもがどれくらい準備に時間がかかるのかを親子で楽しくやってみましょう。
子どもの準備に時間がかかるときは時間感覚を教えてあげて!
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