子どもの言うことをすべて聞いてあげるのではなく、我慢できる心を育ててあげましょう。
4歳になると、我慢をする心が育ちます
4歳くらいになると自律性が発達する時期になります。
この自律性とは自分の感情を律する力、つまり自分の感情をコントロールして我慢したり努力したりできるようになる力です。
この時期にルールや規則をしっかりと教えてあげると子どもはちゃんと理解でき、約束の守れる子になるのです。
4歳未満の子にはまだ自律性が育っていないため厳しいしつけをするよりも、ママの愛情をたくさん伝え、体をいっぱい動かして、たくさんの経験をさせてあげましょう。
ルールや規則を子どもに教えるしつけは4歳くらいからにしましょう。
我慢する心が育つ時期には小さな我慢をたくさんさせてあげましょう
我慢する心は我慢したらどうなるかを子ども自身が体験していないと育ちません。
我慢の結果、子どもにとって‘うれしい’‘楽しい’とプラスの感情が動かないと子どもは我慢しよう・努力しようと思えないからです。
それには、少しずつ我慢をさせてあげるスモールステップを活用しましょう。
例えば、子どもが「ママ~見て!!」といって来たら「いいよ。5秒待ってね」から始めます。待てたら「待っててくれてありがとう」と伝え、その時間をだんだん伸ばしていきます。
子どもは慢して待っていれば、ママが笑顔で「ありがとう」と来てくれるのがわかっているのですぐ来てという感情を我慢することができるのです。
どんなこともスモールステップで我慢する心を育ててあげましょう。
我慢できない子には理由があります
子どもの我慢をコントロールするために罰とご褒美で子どもの感情をママがコントロールしていませんか?
このママの対応は子ども自身が我慢する心を育てようとしているのを邪魔してしまいます。
子どもに静かにさせるために飴をあげるとご褒美でつる、子どもが言うことを聞かなかったらおやつ抜きねと脅す、子どもは一時的におとなしくなり、子どもが4歳くらいまでなら通用するかもしれません。
ですが、子どもの我慢する気持ちは育ちません。
ママが子どもの感情をコントロールしているのであって、子どもが自分で感情をコントロールしていないからです。
そのためにどんどん要求がエスカレートし、手に負えなくなってきて、さらに強い罰とご褒美で対応するという悪循環に陥ってしまいます。
このような悪循環を断ち切るためにはママ自身が‘わがままには屈しない’と強い心をもち、根気よく小さな我慢を教えてあげて、‘うれしい’‘楽しい’というものではなくプラスの感情を上げましょう。
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